5月05日 月曜日

日記

「屋根より高い鯉のぼり」の歌詞を口ずさみながら、この景色を探して三日の日に月形地区舟津まで出掛けて来ました。 マンションを出発し、浜路から横沢・舘と注意深くゆっくりと集落を見ながら進みましたが、中々見つける事が出来ません。 湖南町の小中学生の生徒さんは約110人程度? 郡山市全体の20%以上の面積を占めていますが・・・。 大人も子供達も減る一方です。 子供達が少ないので「鯉のぼり」を上げるお家も、この月形地区にはいないのだろうか・・・? と思いつつ、桜の花びらが散り並木の下は、ピンク色の花びらが時々舞う様子を見ながら、到頭舟津川まで来てしまいました。 堤のほんの一角、とても小さな畑ですが、今満開を向かえた菜の花が、陽を浴びてひと際黄色が輝いています。 一つのベンチとその脇の河童の置物の目が、微笑んでいるのが何とも言えぬ暖かさを感じ、写真におさめました。 そして漸く、当々屋根より高い「鯉のぼり」を見つけました。 私が此の地に来てから数年が経ちましたが、この一軒だけが毎年飾っていますので、今年も必ず此処に来れば見れるとは思っていたのですが・・・。 今日の澄んだ青い空の下、心地よい風に吹かれて泳いでいました。 この舟津で後二軒、ベランダに小さなサイズと、広い庭にロープを張り横並びの鯉のぼりを見る事が出来ました。 江戸時代に武家や裕福な町民の家で、後継ぎとなる男の子の誕生を知らせ、その子が立派に成長し、立身出世する事を願って布に鯉の絵を描いて、幟(のぼり)として揚げたのが始まりとされています。 中国黄河の上流「登竜門」の激流を登り切った鯉が、竜になり天に上ると言う伝えから、どんな困難も乗り越えられる様にと願いを込めたものと言われ、その後布に描かれた絵から、鯉の姿をしたものへと変わって行きました。 元々は黒い真鯉だけでしたが、明治に赤い緋鯉が加えられて、昭和に入って青や緑・黄色など小さい鯉が加えられました。 此処までの話は以前から知っていましたが、今回この文を書くに当り、童謡「こいのぼり」は何時作られたのだろうかと、ネットで調べてみて、とても驚いた事があります。 それは何か? まずこの歌は昭和初期に作られ、作詞は童謡「チューリップ」の作詞者でも知られる近藤宮子さんで、作曲者は不明の様です。 そして驚きは写真でも分かる様に、一番大きい真鯉がお父さん、その下の赤い緋鯉はお母さんと思っていたのですが・・・? 最初に作られた歌詞は次の通りです。 「やねよりたかいこいのぼり おおきいまごいはおとうさん ちいさいひごいはこどもたち おもしろそうにおよいでる」 子供たちに作られた歌ですので、題名も全部ひらがなですが、そうお母さんは登場しません。 そもそも端午の節句が男の子のお祝いと言う事で、お父さんと男の子だけだったのかなぁ~? と思いつつ、お母さんは思い違いだった様で、確かに私が覚えた歌詞も口ずさんでみると、そのままでした。 然し調べて行くと昭和57年に2番の歌詞にお母さんが登場し、変更されているのです。 「やねよりたかいこいのぼり おおきいひごいはおかあさん ちいさいまごいはこどもたち おもしろそうにおよいでる」 当初の2番とは全然違っています。 「みどりの風にさそわれて ひらひらはためくふきながし くるくるまわるかざぐるま おもしろそうにおよいでいる」で、鯉の他の様子を歌っています。 時代の流れでしょうか? 江戸より長く続いて来た風習も変えざるを得なかった様です! 鯉のぼりを「外飾り」、鎧兜や武者人形を「内飾り」と呼ぶそうですが、先程も書きましたが「鯉のぼり」は男の子が生まれたことを天の神様に示し、鎧兜や武者人形はその子が健康で健やかに育つ事を願うと言われています。 此の先姿や形・言葉など変わるかも知れませんが、五月の青い空に泳ぐ鯉のぼりを見たいと写真に撮り、来年も宜しくねと投げかけて戻って来ました。 少子化が問題視される現在、男の子も女の子も互いに元気に健やかに育ってもらいたいですね! 余談ですが今回紹介した「こいのぼり」の歌の他に鯉のぼりをテーマにした童謡「鯉のぼり」があるのをご存知でしょうか? 昭和生まれの方なら思い出すかも知れませんが? 最初の歌詞が「甍(いらか)の波と雲の波 重なる波の中空を・・・」から始まる「鯉のぼり」です。 こちらの歌が古く大正2年(1913)に文部省唱歌として誕生しています。 「こいのぼり」の歌だけで長くなってしまいましたが、いずれ機会を見て紹介出来たらと思っていますが・・・? (来年かも・・・ね)  一番上の写真はご覧の通り、青空に泳ぐ鯉のぼりです。 下から見上げての写真ですが、歌の通り屋根より少し高く見えました。 下の三枚は鯉のぼりを探しながら見た湖岸道路からの風景です。 左側は浜路浜の桜の花が散り、葉桜並木の様子と、中央が月形地区を通る県道9号線上で、最も高い山「岩上山」958m、車中からは見えないかも知れませんが、良く見ると頂上に鉄塔があります。 田圃に水が張られ、代掻きが始まりました。 右側が冒頭に書いた舟津川の菜の花畑と河童です。 小さいですがとても綺麗ですよ! 

下段の三枚はマンションの廊下より見た裏の里山の風景です。 三枚とも舟津に出掛ける時に撮りました。 左側は北側になる斜面、中央が正面、右側が南斜面で豆桜の白から淡いピンク色に、こんなに色があるのかと思う若草色に染まった雑木林です。 風が良く通る山肌、陽が良く当たる場所、こんなに違うものかと目で確かめて見て下さいね! 優しい色を見つめて、ホットな気持ちで視力アップして頂けたら嬉しいです!