風薫る五月も、もう中旬。 芽吹いたばかりの「萌黄色」(もえぎいろ)から始まった緑の葉は、日毎に濃くなり「新緑」「若葉」と過ぎて「青葉」へと変化を遂げています。 四月梅や桜の開花で、待ち焦がれていた春が訪れ、花の後を追うように木々に沢山の緑が生まれました。 五月の美しさは花もさることながら、やはり言葉では表現出来ない程の緑では無いでしょうか?! 一緒くたにしてしまう緑ですが、伝統色として「84色」もあり、それ以上と云われています。 緑と云って思い浮かぶのは、やはり植物でしょうか? これ以外で思いつくのは・・・。 日本で「みどり」と言う言葉が登場したのは平安時代に入ってからで、そもそも色を示す言葉では無く、本来、瑞々(みずみず)しさ、新鮮で生き生きしている様子や、若々しい様子を表す意味だったとの事です。 それが転じて植物の新芽や枝を指す様になりました。 黒く艶のある女性の美しい髪の事を「みどりの黒髪」と呼ぶのは、此処から来ている様です。 自然界の中で余りにも身近にある色で、今まで考えもしませんでしたが、此の地で数年過ごし、裏山の緑の葉の成長を間近にして、改めてその深さを心身の安らぐ色として、認識しています。 色々並べる言葉より、是非この地を訪れて頂いて、目も耳も五感全てが楽しくなる事を味わって下さいね! 下の写真は廊下から見た裏の里山の風景です! 五月初めにも同じ場所を載せていますが、比較して頂けるように、上段が3日で下段が今日16日の風景です。 同じようにどちらの日も青空でした。 日当たりの具合で、北側の斜面と南側では葉の成長がだいぶ違いますね。 左側が廊下より向かって北、右側が南です。 先週の終わりから週初めは、とても風が強く花びらの小さな白い山桜は散ってしまいました。 そして今週昨日から風がおさまり安心していましたが、気温がぐんぐんと上がり、今日は25度ちかく夏日になるの・・・?と、一気に暦の上では無く、暑い夏が直ぐそこまで来ている様です。 増々緑が濃くなり、やわらかな色が恋しくなりそうです。






上の最初の写真は、昨日夕日は見れませんでしたが、午後6時50分ごろから空全体が淡いピンク色に染まり出し、風も穏やかで湖も静かで空の色を映し出した、午後6時55分の対岸の景色です。

