9月29日 日曜日

日記

どんよりとした朝を向かえました。 風はとても穏やかで、上空には僅かに見えている青空ですが、雲の動きが弱く中々広がってくれません。 暑い暑いと言っていた毎日が、ここ一週間は過ごし易く、朝は15度前後、日中は上がっても25度ぐらいと落ち着きました。 後、今日を入れても二日で9月も終わり、秋本番の10月神無月に入ります。 気が付けば季節を彩っていた花たちも変わりました。 お彼岸のころに見られる「彼岸花」が、海抜も高く涼しい猪苗代湖周辺では、今満開を向かえています。 只、同じ福島県でも中通などでは、数多く田圃の畦道や河岸で見かけますが、ここではとても少なく、昨日出掛けた舟津川で見る事が出来ましたが、蕾も多く満開はこれからの様です。 別名「曼殊沙華」マンジュシャゲ、中国大陸から稲作の伝来時に土と共に球根が混じり、日本全国に広がったようです。 球根に毒があり、モグラやネズミ等を避ける為に、土手・畦、道端・墓地等に多く植えられたと考えられています。 各地方での異名も多く、数百以上もあるようですが、ちょっと載せるのには・・・不吉な名前が続き、それに加えて開花時に葉が無く、花と葉を同時に見られないことから「葉見ず花見ず」の別名もあります。 球根に毒がありますが、昔、凶作の時にデンプンを毒抜きして食べられていました。 此の事を一週間前のお彼岸の日にテレビニュースで知り、驚いたことを思い出しました。 何度も何度も水にさらして毒を抜き食べた様ですが・・・食べ物の大切さをあらためて考えた出来事でした。 毒繋がりですが、ここ舟津川の近くの日本一山の遊歩道出入口に、「トリカブト」の花がこの時季に咲いているかも?と思い行ってみました。 何と沢山の青紫色の花が咲いていました。 遊歩道の看板は有るのですが、雑草が多く道が分かり辛くなっていますが、寒い季節には雑草も枯れて、とても良いコースです。 途中には湖と磐梯山が良く見える展望台や日本一観音堂もあります! 短いコースで1キロ程です。 「トリカブト」は猛毒で知られ、魚のフグに次、植物界では最強の有毒植物です。 古くから日本に自生し、毒矢として利用され弥生時代には既に狩りに使われていたようです。 歴史を紐解くと謎の急死などには、多く使われたとされています。 東海道四谷怪談でお岩さんが飲まされたのがトリカブトの毒です。 日本には30種程自生しています。 名前の由来は花の形が、舞楽のかぶり物である鳥兜に似ている事から付きました。 花の色は紫色を中心に白色・黄色・ピンク色等があります。 「綺麗な物には毒がある」の代表格です。
根から葉・花・茎の先まで全部に毒があります。 現在、園芸用に栽培されている「ハナトリカブト」は江戸時代に中国から入って来ましたが、こちらも毒があります。 解毒剤や特効薬は無いようですので、ご注意下さい! 下の写真は左が真赤な「彼岸花」、青紫色の「トリカブト」、右が各家の庭先等で見かけたピンク色の「クロッカス」です。 クロッカスには春咲きと秋咲きの品種がありますが、毒繋がりで写真を撮りました。 人には害は有りませんが、動物には低毒性が有りますので、猫や犬を飼われている方は、こちらもご注意下さい! 最後に「トリカブト」と聞いて事件を思い出された方、現在50歳以下の方はなあ~にと思うかも知れませんが、1981年(昭和56)にロサンゼルス旅行で起きた三浦夫妻の保険金殺人事件でしょうか? もう43年前の出来事で、過激なマスメディアの報道も相まって、日本中を騒がせ、覚えている方も多いと思いますが・・・歳月の流れは速いですね! 
マンションの裏の出入口の前に6本かなぁ~? 彼岸花が咲いています。 触らず見るだけで楽しんで下さい。 一番上の写真は昨日午後3時20分、花たちを撮った後に訪れた「湖南港」からの磐梯山です。