9月01日 日曜日

日記

前回は外来種で駆除対策に入っている黄色い花たちを紹介しましたが、今回は陸では無く、湖の中の厄介な物「ヒシ」を取り上げます。 葉が水面に浮く浮葉植物で、繁殖が強く腐ると水中にリンや窒素を出し、水質の悪化を促しる植物です。 マンション付近では余り見かけませんが、マンションから湖を正面に見て、右側に緑濃く延びた林が見えますが、手前は猪苗代町を流れ河原を赤く染めた「長瀬川」の河口に辺り、冬のしぶき氷やキャンプ地としても知られる天神浜が、この林の裏になります。 そして「ヒシ」がある場所はこの天神浜より更に奥にあり、白鳥が浜に多く生息しています。 湖の中で最も浅く波が立ちにくい場所です。 白鳥が浜から野口英世記念館までのサイクリングコースでは、7月から8月の最も暑い季節に花が綺麗に咲いている時期に、「ヒシ」刈りが行われます。 秋を向かえて種になってしまうと水中に落ちてしまい増えてしまうのを防ぐためです。 深さのある場所では水草刈り取り専用船を使用出来ますが、浅瀬は船が入る事が出来ないため、人の手で刈り取るしか方法は無く、ボランティアを集い、真夏の一番暑い時に熱中症と闘いながらの作業です。 今年の作業は既に終わった日も有りますが、毎週金曜日の午前9時から11時ごろまで、9月中旬まで行われる様です。 また初秋から初冬にかけて、正しくこれから「ヨシ」刈りや水草回収作業を見る事が出来ます。 「ヨシ」は水中の「ヒシ」とは違い、逆に水を綺麗にする働きがあります。 その一つが水中のリンや窒素を吸い取る働きです。 この事がとても大きいですが、他に魚や鳥の棲家になっています。 只「ヨシ」も放っておくと腐って水質悪化に繋がりますので、毎年刈り取りより強い「ヨシ」を育てる為に刈り取りが行われています。 今年の「ヨシ」刈は10月下旬ごろ予定されていて、こちらもボランティアの人の手で行われます。
環境維持はやはり、人出とお金がかかりますね! 一度機会があったら一面に広がった「ヨシ」や乳葉の「ヒシ」を見て下さい! 最後に8月に入ってから、地方テレビや新聞などで紹介された黄色い花を咲かせた「アサザ」ですが、水中のリンや窒素を吸収して成長するため、水質浄化する植物として注目されています。 現在見頃を少し過ぎてしまい、また陸からは中々見る事は難しく、早朝に咲き午後には見れなくなってしまいます。 厄介物の「ヒシ」、水質浄化を助ける「ヨシ」や「アサザ」等、詳しく猪苗代湖の水質や歴史等知りたい方は、野口英世記念館の傍、ラーメン館の裏手に2016年(平成28年)4月、福島県の付属施設としてオープンした「猪苗代水環境センター」を訪ねて見て下さい!
写真は浅瀬に広がる「ヒシ」と背の高い「ヨシ」に、猪苗代水環境センターで撮らせて頂いた、「アサザ」です。 写真の場所は国道49号線と、こちらから進むと国道115号線との交差点の一つ手前の信号白鳥が浜を左に曲がると直ぐに駐車スペースがあります。 それ以上は自転車と農作業者のみの通行ですのでご注意下さい。 サイクリングコースの出入り口でもあります。

参考までに猪苗代水環境センターで黄色い花「アサザ」の写真を撮らせて頂いた様に、「ヒシ」と「ヨシ」刈りの作業と専用の機械船の写真も撮らせて頂きましたので載せておきます。(写真を携帯カメラで撮りましたので画像に乱れが有りますので、ご了承下さい)